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J-GLOBAL ID:201202230893651724   整理番号:12A1312573

スペインと英国における都市部と農村部での硫酸と硝酸の時間的特徴の比較

Comparison of temporal features of sulphate and nitrate at urban and rural sites in Spain and the UK
著者 (7件):
資料名:
巻: 60  ページ: 383-391  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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年と週と日の時間規模におけるエアロゾル2次無機成分(SIC)パターンの季節間比較を,前駆体ガスについてのデータと一緒に,マドリードとロンドンの都市部およびイベリア半島中心部と英国南東部の農村部で実施した。2004年冬~2011年夏のデータベースを解析した。結果は,両地域において硝酸(NO3-)と硫酸(SO42-)の形成と進化に影響する支配的プロセスを明らかにした。マドリードでは,光化学が,主に局所で形成される硝酸の形成を支配していた。強い熱分解は,夏において非常に低濃度の結果となった。対照的にロンドンでは,高い夜間の値は,不均一な形成プロセス,そしてより低温での硝酸縮合の重要性を示唆した。英国の季節性亜硝酸最大値は,地域が欧州本体から輸送された汚染物質の最大インプットを典型的には受ける,冬後期~春早期に見いだされた。両都市での硝酸の日常発生は気象因子により強く影響されていた。季節性硫酸パターンは,光化学的形成が顕著である夏のスペイン農村部位を除いて,明確な傾向を示さなかった。マドリードでは,昼に最大濃度を示す日常のSO2と硫酸パターンを冬に見いだした。以前の研究では,この現象はロンドンでのSO2について観察されており,空中から混合層へ汚染物質のエントレインメントにより説明される。SICの週末減少をマドリードとロンドンの都市バックグラウンド部で検討し,両都市において,統計学的に有意な明確な約20%の硝酸減少を夏に見いだした。週末の硫酸減少は冬に発生し,過去10年での欧州における硫黄排出の大規模減少にもかかわらず,都市環境での人為的硫酸の明白な影響を反映していた。酸化物ガスと他のものに対する硝酸と硫酸の比率をマドリードで計算し,冬における硫黄の局所形成の寄与と一致するが,夏では,都市SO2に無関係な地域バックグラウンドを認めた。ロンドンとマドリード(そして農村部)で認められた挙動における大きな差異は,都市を個別に研究する必要があり,一つの都市で得られた結論を他の気象/地形状況に演繹してはならないことを強調する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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粒状物調査測定 

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