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J-GLOBAL ID：201202231088206265   整理番号：12A0138603

Stau1は筋芽細胞分化中にDvl2発現を調節する

Stau1 regulates Dvl2 expression during myoblast differentiation

著者 (3件)： YAMAGUCHI Yukio (Dep. of Molecular Cell Biology, Graduate School of Comprehensive Human Sciences, Univ. of Tsukuba, 305-8575 Tsukuba, JPN) ,  NAIKI Takahiro (Dep. of Molecular Cell Biology, Graduate School of Comprehensive Human Sciences, Univ. of Tsukuba, 305-8575 Tsukuba, JPN) ,  IRIE Kenji (Dep. of Molecular Cell Biology, Graduate School of Comprehensive Human Sciences, Univ. of Tsukuba, 305-8575 Tsukuba, JPN)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 417  号： 1  ページ： 427-432  発行年： 2012年01月06日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RNA結合蛋白質による遺伝子発現の転写後調節は,多くの生物学的過程で中心的な役割をする。我々は,保存されたRNA結合蛋白質,Stau1は,C2C12筋芽細胞で筋形成を負に調節することを示している。しかしながら,筋形成調節で,その標的mRNAsは明らかになっていない。ここでは,Stau1が未分化C2C12筋芽細胞で,Wnt経路の中心的なメディエーターをコードするDvl2遺伝子の発現を正に調節することを報告する。Stau1は,Dvl2 mRNAの3′非翻訳領域(UTR)に結合し,Stau1ノックダウンは,Dvl2 3′ UTRを含むmRNAの半減期を短くした。筋形成分化誘導後,Stau1とDvl2 mRNAの3′ UTRとの会合は低下した。会合低下と関係して,Dvl2 mRNA量は,筋形成中に低下した。Dvl2の強制発現は,筋形成分化の進行を著しく阻害した。結果は,Dvl2が筋形成で阻害的な役割をし,Stau1がDvl2 mRNAの調節を介し筋形成を協調することを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *タンパク質 ,  安定性 ,  *筋形成 ,  筋芽細胞 ,  *RNA結合タンパク質 ,  mRNA ,  分子間相互作用 ,  mRNA安定性 ,  非翻訳領域 ,  遺伝子発現調整 ,  遺伝
準シソーラス用語： *Stau1 ,  *筋分化 ,  *Dvl2蛋白質 ,  遺伝子発現調節

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  筋肉  (EJ10020G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 筋芽細胞 ,  分化 ,  発現 ,  調節