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J-GLOBAL ID：201202231530587044   整理番号：12A1228406

イネ病原性カスガマイシン耐性を付与する,新規カスガマイシン2′N-アセチルトランスフェラーゼ遺伝子aac(2′)-IIa

The Novel Kasugamycin 2′-N-Acetyltransferase Gene aac(2′)-IIa, Carried by the IncP Island, Confers Kasugamycin Resistance to Rice-Pathogenic Bacteria

著者 (4件)： YOSHII Atsushi (Hokko Chemical Ind. Co., Ltd., Kanagawa, JPN) ,  YOSHII Atsushi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  MORIYAMA Hiromitsu (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  FUKUHARA Toshiyuki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 78  号： 16  ページ： 5555-5564  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イネ籾枯細菌病や褐条病の病原体Acidovorax avenae及びBurkholderia glumaeの農業殺菌剤カスガマイシン耐性を分子遺伝的に検討した。これら耐性菌では共通してIncPゲノムアイランド内にaac(2′)-IIa遺伝子が検出された。大腸菌での組換発現で本遺伝子がカスガマイシン特異的N-アセチルトランスフェラーゼをコードすることを明らかにした。IncPアイランドの除去活性と遺伝子水平移動は実験環境では確認できず,本アイランド内へのaac(2′)-IIaの挿入が類推された。本殺菌剤の有効利用のための遺伝子操作的戦略につき論じた。

シソーラス用語： *アミノグリコシド系抗生物質 ,  *農業殺菌剤 ,  Burkholderiaceae ,  植物病原菌 ,  *アセチルトランスフェラーゼ ,  *農薬耐性 ,  耐性菌 ,  遺伝子クローニング ,  基質特異性 ,  アミノ糖 ,  脂肪族カルボン酸 ,  糖アルコール ,  デオキシ糖 ,  二糖類 ,  ピラノシド
準シソーラス用語： Acidovorax avenae ,  Burkholderia glumae ,  *N-アセチルトランスフェラーゼ ,  イネ籾枯細菌病 ,  褐条病

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  微生物に対する農薬  (FB06040Q)

物質索引 (1件)： カスガマイシン

タイトルに関連する用語 (7件)： イネ ,  病原性 ,  カスガマイシン ,  耐性 ,  N-アセチルトランスフェラーゼ ,  遺伝子 ,  AAC