抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CDIOコンセプトに基づく工学設計過程という視点から金沢工業大学(本学)のプロジェクトデザイン(PD)I及びPDIIで実施されている学生のプロジェクト活動について報告した。本学の学生は,PDI及びPDIIの履修を終えた段階で,CDIOで身に付けるべき力として示されている考え出す力(Conceive)-設計する力(Design)(CD)の部分までを満足している。それをI:実行する力(Implement),更にO:運営する力(Operating)の部分まで発展させるための教育実践について検討した。工学設計過程において学生が取り組む5つのステージ(問題の発見,明確化,アイデアの創出,評価・選定,具体化)とCDIOの関係を示した。PDIIの教育実践の中で,学生チームの到達度によってはプロジェクト活動をCDIOの”CD”の部分から”CDI”,更に”CDIO”の部分まで発展させた3つの事例を紹介した。学生の問題発見能力及び問題解決能力の育成をバランスよく実施するための留意点を考察した。