抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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感染細胞によるウイルス産生はウイルス病の伝播と持続,生ウイルスワクチンの有効性と多様な応用のためのウイルス生産に必須の過程である。その重要性にも拘らず,細胞からのウイルス産生を正確に測定する方法は無い。殆どの方法は感染細胞集団を調べており,個々の細胞がどの様に行動するかを隠している。ここに単一細胞からのウイルス産生カイネティクスを測定した。水疱性口内炎ウイルス感染BHK細胞からのウイルス粒子産生を追跡するために,特殊な装置なしに,液相感染の単一段階,段階希釈,遠心分離と収集を組み合わせた。注目すべきことに,ウイルス放出までの潜伏時間における細胞間の違いは2倍以内であったが,産生速度とウイルス収量は300倍を超え,同一集団の細胞でウイルス産生に極端な多様性のあることを強調した。これらの知見は健康と疾病に対する基礎的並びに技術的な意味あいを有している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.