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J-GLOBAL ID:201202231805908725   整理番号:12A0835831

結合溶質透析への適用可能性のある磁性多層カーボンナノチューブへのビリルビンの吸着

Adsorption of bilirubin to magnetic multi-walled carbon nanotubes as a potential application in bound solute dialysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 405  ページ: 38-44  発行年: 2012年07月05日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブ(CNT)は幅広い物質へ優れた吸着特性を有する。しかし,CNTの血液中への漏れやプラズマ蛋白質の非特定吸着はCNTを血液精製に適用する際の大きな問題点である。これらの欠点を最小化するために,多層カーボンナノチューブ(MWCNT)/酸化鉄磁性コンポジットを調製し,結合溶質透析に用いることを意図した。磁性MWCNTはFTIR,XRD,SEM,VSMおよびBoehm滴定によりキャラクタリゼーションを行った。それらのビリルビン(肝臓障害病の卓越したマーカ)に関する吸着特性は水溶液中で測定した。理論的に50%の4h-前処理MWCNTと50%の磁鉄鉱を含む磁性MWCNTは,ビリルビンに対しての優れた分散能力,吸着容量,および磁気分離の簡便さという要求条件に適合できた。磁性MWCNTはビリルビンの取り込みが高速であることを示し,最大吸着能は30°Cで263.16mg/gに到達できた。そのうえ,吸着等温線はLangmuirモデルによってよく説明でき,吸着プロセスは熱力学的に好ましいものであった。ビルブミンの磁性MWCNTへの吸着に関する結合定数は30°Cで1.8×105M-1であった。結合溶質透析においては,アルブミンの濃度へ大きな影響を及ぼすことなく,アルブミン溶液から35%のビルブビンを除去することができた。本検討は,磁性MWCNTを,結合溶質透析において,アルブミン結合毒素を除去する新しいタイプの吸着剤として提供できることを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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膜分離  ,  炭素とその化合物  ,  医用素材 
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