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J-GLOBAL ID:201202231812741461   整理番号:12A0426523

支部発 話題欄 7[2+2+2]付加環化反応によるオリゴアレーンの高効率合成 芳香環を構築すると同時に連結する

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巻: 65  号:ページ: 229-230  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: F0107A  ISSN: 0022-7684  CODEN: KAKTAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,芳香環やヘテロ芳香環が連結したπ共役系化合物としてオリゴアレーンやオリゴヘテロアレーンが注目を集めている。その合成にはクロスカップリング反応が利用されることが多いが,より効率よく,一段階でオリゴアレーン骨格を構築する反応として,[2+2+2]付加環化反応がある。[2+2+2]付加環化反応では,芳香環を構築すると同時に連結することができ,かつ付加反応であるために副生成物が生成しない。本稿では数ある報告の中から,5つの芳香環が連なったオリゴヘテロアレーンの一段階合成と,[9]ヘリセン型分子の合成について紹介する。今後さらに,芳香環の構築と連結を同時に達成する手法の1つとして,[2+2+2]付加環化反応が利用されていくことを期待する。(著者抄録)
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