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J-GLOBAL ID：201202231856327964   整理番号：12A0430397

ジアリールビベンゾフラノンをベースにした刺激不要の動的共有結合により架橋された化学ゲルの室温における自己修復

Self-Healing of Chemical Gels Cross-Linked by Diarylbibenzofuranone-Based Trigger-Free Dynamic Covalent Bonds at Room Temperature

著者 (6件)： IMATO Keiichi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NISHIHARA Masamichi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KANEHARA Takeshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  AMAMOTO Yoshifumi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TAKAHARA Atsushi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  OTSUKA Hideyuki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 5  ページ： 1138-1142  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,4-TDIとポリプロピレングリコールから得たポリウレタンとジアリールビベンゾフラノン誘導体(DABBF)とをジラウリン酸ジブチルすずの存在下に反応させることにより,DABBFで架橋した高分子のゲルを調製した。本ゲルに過剰量のDABBFを添加して室温で反応させると脱架橋することをゲル浸透クロマトグラフィーにより確認した。この結果は本ゲルが共有結合によって架橋されていることを示す。また,この架橋ゲルを切断したのち切断面を接触させておくと自己修復し,再一体化した。自己修復したゲルの機械的性質は切断前のゲルのそれと同等であった。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *ゲル ,  *架橋【高分子】 ,  共有結合 ,  ラクトン ,  化学合成 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  切断 ,  回復 ,  修理 ,  機械的性質 ,  自己修復 ,  性質

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (2件)： ジラウリン酸ジブチルすず ,  3,3′-ビス[4-(2,3-ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]-5,5′,7,7′-テトラ-tert-ブチル-2,2′,3,3′-テトラヒドロ-3,3′-ビ[ベンゾフラン]-2,2′-ジオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 刺激 ,  動的共有結合 ,  架橋 ,  化学 ,  ゲル ,  室温 ,  自己修復