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J-GLOBAL ID:201202232096218694   整理番号:12A0685125

マクロファージ活性に及ぼすアリシンの影響

Impact of allicin on macrophage activity
著者 (6件):
資料名:
巻: 134  号:ページ: 141-148  発行年: 2012年09月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アリシン(チオスルフィン酸ジアリル)はニンニクの主要な抗微生物成分である。この研究において,マウスRaw264.7細胞系を用いてマクロファージに及ぼすアリシンの影響を探索した。最大半減アリシン毒性はRaw細胞において約130μMで生じ,それは大腸菌における値に匹敵した。さらに,アリシンは誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)による一酸化窒素生成を阻害したが,それは酸化バーストに影響しなかった。さらに,レポーター遺伝子アッセイにより,iNOS阻害に必要なそれよりも高濃度で炎症性サイトカインTNFαのプロモーターの活性化を示した。アリシンによる活性化の分子基盤の研究により,それは亜鉛シグナルを誘導するが,カルシウムシグナルを誘導せず,ERK1/2の脱リン酸化を阻害した。これらの両作用はおそらくシステインチオールの酸化により誘導された。結論として,アリシンは抗生物質として有望でないが,マクロファージにおけるiNOS発現を選択的に抑制する潜在的用途を持つことを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品 
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