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J-GLOBAL ID：201202232161627572   整理番号：12A1353471

ライ麦パンにおける水抽出物アラビノキシランの解重合の度合い:パン用栽培品種の育種に用いた近交系の特性

Depolymerization Degree of Water-Extractable Arabinoxylans in Rye Bread: Characteristics of Inbred Lines Used for Breeding of Bread Cultivars

著者 (3件)： CYRAN Malgorzata R. (National Res. Inst., Blonie, POL) ,  CEGLINSKA Alicja (Warsaw Univ. Life Sci., Warsaw, POL) ,  KOLASINSKA Irena (National Res. Inst., Blonie, POL)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 35  ページ： 8720-8730  発行年： 2012年09月05日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ライ麦パンにおける水抽出物アラビノキシラン(WE AXs)の解重合の度合いおよびその内胚乳パンと全麦パンの粘性に及ぼす作用について調べた。ライ麦の近交系統からWE AXsを分離し,高速サイズ排除クロマトグラフィーと¹H NMRにより内胚乳パンと全麦パンの化学組成を分析した。その結果,内胚乳パンの方がより高い粘性を示した。近交系ライ麦のWE AXsの2-キシロピラノシル残基の割合は,栽培品種よりも低かった。近交系の粉のエンドキシラナーゼ活性は,栽培品種よりも高かった。特定の健康効果を有するパンの生産に適したライ麦の交雑栽培品種の育種は,女性と男性の両方およびその子孫に対する適正組成に基づくべきであった。試験したパン焼きには,さらに粘性の可能性の検証が必要であった。

シソーラス用語： *ライムギ ,  *パン ,  *キシラン ,  *解重合 ,  栽培品種 ,  育種 ,  胚乳 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  NMR【磁気共鳴】 ,  粘性 ,  キシラナーゼ
準シソーラス用語： *アラビノキシラン ,  エンドキシラナーゼ ,  近交系 ,  内胚乳

分類 (2件)： 粉製品  (FJ04030P) ,  糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (9件)： ライ麦パン ,  水抽出物 ,  アラビノキシラン ,  解重合 ,  度合い ,  パン ,  栽培品種 ,  育種 ,  近交系