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J-GLOBAL ID：201202232187473263   整理番号：12A1236709

Gossypium hirsutum及びThespesia populneaの種子油における不飽和ヘプタデシル脂肪酸の同定

Identification of the Unsaturated Heptadecyl Fatty Acids in the Seed Oils of Thespesia populnea and Gossypium hirsutum

著者 (1件)： DOWD Michael K. (US Dep. of Agriculture, Commodity Utilization Res. Unit, Agricultural Res. Serv., 1100 Robert E. Lee Blvd, 70124 ...)
資料名： Journal of the American Oil Chemists’ Society  (Journal of the American Oil Chemists' Society)
巻： 89  号： 9  ページ： 1599-1609  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： C0259A  ISSN： 0003-021X  CODEN： JJASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Thespesia populnea及びワタ品種SG-747(Gossypium hirsutum)の種子油の脂肪酸組成はそれらの17-炭素脂肪酸の同定のために研究された。化学的誘導体化,ガスクロマトグラフィー,及び質量分析の組合せにより,8-ヘプタデセン酸,9-ヘプタデセン酸,及び8,11-ヘプタデカジエン酸が両油において同定された。更に,微量の10-ヘプタデセン酸がT.populnea油に同定された。これらの奇数炭素脂肪酸は綿実油中に微量しか存在しないけれども,それらはT.populnea種子油において脂肪酸の約2%を占める。これらの脂肪酸の同定は脂肪酸α酸化がこれらの植物中のシクロプロペン脂肪酸だけに限定されず,不飽和脂肪酸にも起ることを指摘する。マルバル酸(ステクル酸のα酸化により形成されると一般的に認められている)と合わせて,T.populnea種子中の脂肪酸の約7%がα酸化を受けている。結果は今まで文献では矛盾して報告されていたT.populnea種子油の組成の明白化を支援する。Copyright 2012 AOCS (outside the USA) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 綿実 ,  *綿実油 ,  *食品分析 ,  脂肪酸組成 ,  GC-MS分析 ,  誘導体化 ,  *植物油脂 ,  ワタ ,  アオイ科 ,  酸化 ,  シクロアルケン
準シソーラス用語： Thespesia populnea ,  α酸化 ,  *種子油

分類 (3件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  油脂の性質  (YG01020T)

物質索引 (5件)： (Z)-10-ヘプタデセン酸 ,  シクロプロペン ,  ステルクル酸 ,  マルバル酸 ,  ヘプタデシル酸

タイトルに関連する用語 (5件)： Gossypium ,  種子油 ,  不飽和 ,  脂肪酸 ,  同定