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J-GLOBAL ID：201202232451991839   整理番号：12A1227671

酸化したTiN薄膜を介した可視光水分解

Visible Light Water Splitting via Oxidized TiN Thin Films

著者 (7件)： SMITH Wilson (Univ. Pierre et Marie Curie(UPMC), Paris, FRA) ,  FAKHOURI Houssam (Univ. Pierre et Marie Curie(UPMC), Paris, FRA) ,  PULPYTEL Jerome (Univ. Pierre et Marie Curie(UPMC), Paris, FRA) ,  MORI Shinsuke (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  GRILLI Rossana (Univ. Surrey, Guildford, GBR) ,  BAKER Mark A. (Univ. Surrey, Guildford, GBR) ,  AREFI-KHONSARI Farzaneh (Univ. Pierre et Marie Curie(UPMC), Paris, FRA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 30  ページ： 15855-15866  発行年： 2012年08月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TiN薄膜の酸化によるTiO₂薄膜の調製法を検討した。RFマグネトロンスパッター法でTiNの製膜を行い,更に熱処理することでTiO₂に変換し,可視光下での光電気化学活性を調べた。TiN製膜時の条件を制御することで最終的に得られるTiO₂の構造が制御出来る。低圧条件での製膜ではルチル型が優勢で,高圧条件で製膜されたTiNからはアナターゼ型TiO₂が得られる。酸化の際にはTiNとTiO₂の間に薄いTiO_xN_y界面層が形成される。アニール条件によりTiNとTiO₂の双方が共存する膜を得ることが出来,ヘテロジャンクション薄膜の可能性を示した。可視光で比較的高い光電流が観測され,水分解への応用可能性を提示した。

シソーラス用語： チタン化合物 ,  *窒化物 ,  *酸化チタン ,  酸化物 ,  薄膜 ,  特性 ,  ルチル ,  アナターゼ ,  *反応性スパッタリング
準シソーラス用語： *光電気化学特性 ,  *酸化物薄膜 ,  窒化チタン

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸化 ,  TiN薄膜 ,  可視光 ,  水分解