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J-GLOBAL ID:201202232538552769   整理番号:12A0423943

エンド-α-マンノシダーゼによるN-グリカン処理への構造的,機構的視点

Structural and mechanistic insight into N-glycan processing by endo-α-mannosidase
著者 (14件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 781-786  発行年: 2012年01月17日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エンド-α-マンノシダーゼはN結合グリカン鎖内で内的にマンノシッド架橋を解裂する。今回,2つの細菌オルソログを用い,エンド-α-マンノシダーゼの構造的および機構的解裂を初めて示した。分解能1.7~2.1Åで検討した構造は,(β/α)8バレル折畳を示し,その触媒中心は長基質結合グローブにあり,N-グリカン鎖内の解裂と一致した。Glc1/3Man9GlcNAc2の酵素的解裂はClc1/3-Manを示した。基質α-Glc-1,3-α-Manフッ化物を用いた結果,この酵素はアノマー立体配置を保持した。エンド-α-マンノシダーゼ阻害剤α-Glc-1,3-デオキシマンノノジリマイシンと新規開発阻害剤α-Glu-1,3-イソファゴミンとの複合体および還元最終産物α-1,2-マンノビオースとの複合体は酵素の-2~+2亜部位を示した。これらの構造的,機構的データは新規酵素阻害剤を開発する基盤を提供すると結論した。
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