抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,まず第2節で,日本語ワードプロセッサ(東芝の「JW-10」)がIEEE MILESTONE AWARDを受賞したことについて,その経緯などを紹介した。次に第3節で,イノベーションの観点から日本語ワードプロセッサの意義について考察した。ここでは,日本語ワードプロセッサの基本コンセプトである「手書きよりも早く入力できる」や「持ち運びが可能」などを実現するために,ユーザ視点の機能設計がどのように行われたのかを振り返りながら,日本語ワードプロセッサの神髄である「入力を変換して文字にする」という方式が,技術的にはもちろん,産業的,文化的にも大きなイノベーションであったことを明らかにした。