抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,校舎の木質内装化が日本各地で行われている。校舎は,児童・生徒にとっては,1日のうち7~8時間生活する環境であり,また学習する環境でもあるため,安心して快適に勉強しやすい環境であることは非常に重要なことである。本研究では,木質内装化教室(4教室),非木質内装化教室(5教室)において,被験者5名の唾液アミラーゼ活性値によるストレス測定,POMS(Profile of Mood State)による気分・感情の状態の調査,SD法による教室の印象に関するアンケート調査を行った。ストレス値は,非木質内装化教室にくらべ木質内装化教室のほうが有意に低くなった。気分調査では,全体では木質内装化教室,非木質内装化教室において差がなかった。印象調査では,木質内装化教室は,「住みたい」,「贅沢な」,「リラックスする」などの項目で良好な結果を得た。(著者抄録)