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J-GLOBAL ID：201202233132187837   整理番号：12A0603876

ガラス繊維の引張り強度の歪速度依存性

Strain-rate dependence of the tensile strength of glass fibers

著者 (5件)： ARAO Yoshihiko (Doshisha Univ., Dep. of Mechanical and System Engineering, 1-3 Miyakodani Tatara, Kyoto, Kyotanabe, JPN) ,  TANIGUCHI Norihiko (ASICS Corp., Inst. of Sports Sci., 6-2-1 Takatsukadai, Nishi-ku, Kobe, JPN) ,  NISHIWAKI Tsuyoshi (ASICS Corp., Inst. of Sports Sci., 6-2-1 Takatsukadai, Nishi-ku, Kobe, JPN) ,  HIRAYAMA Norio (NITTO BOSEKI CO., LTD,1 Azahigashi, Res. and Dev. Head Office, Fukushima, Gounome Fukushima, JPN) ,  KAWADA Hiroyuki (Waseda Univ., Dep. of Applied Mechanics and Aerospace Engineering, 3-4-1 Okubo, Tokyo, Shinjuku-ku, JPN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 47  号： 12  ページ： 4895-4903  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラス繊維の強さは,歪速度が増加すると増加することはよく知られている。その結果,ガラス繊維の衝撃強さは炭素繊維のものと競合している。この強化現象はバルクガラスでよく認識されている。バルクガラスの強さの歪速度依存性は,ガラス内の亀裂の成長が遅いことを考えて説明される。ガラスの低い亀裂成長速度を考える解析モデルを提案して,ガラス繊維の強さを予測した。提案したモデルでは,応力腐食限界と一定亀裂速度領域を考えた。計算では,従来モデルとほとんど同じ結果が得られたが,いくつかの違いが確認された。解析の正当性を議論するために,E-ガラス繊維の束の引張試験を,様々な歪速度で行った。破壊挙動は歪速度で異なった。E-ガラス繊維の強さは,歪速度の増加で増加した。解析結果は,実験結果と良く一致することが確認された。ガラス繊維の強さの歪速度依存性が,ガラス中の低速の亀裂成長を考えることによって首尾よく予測された。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ガラス繊維 ,  *引張強さ ,  *歪速度 ,  *速度依存性 ,  亀裂伝搬 ,  速度 ,  解析モデル ,  モデリング ,  Eガラス ,  ファイバ束 ,  亀裂伝搬速度 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： 亀裂成長速度

分類 (1件)： 繊維物理  (YM02020S)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス繊維 ,  引張り強度 ,  歪速度依存性