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J-GLOBAL ID：201202233217759244   整理番号：12A1327802

金ナノパターン化単一分子サンドイッチ免疫分析チップを用いたヒト甲状腺刺激ホルモンの広範な定量

Wide-range quantification of human thyroid-stimulating hormone using gold-nanopatterned single-molecule sandwich immunoassay chip

著者 (2件)： LEE Seungah (Dep. of Applied Chemistry, Coll. of Applied Sci., Kyung Hee Univ., Yongin-si, Gyeonggi-do 446-701, KOR) ,  KANG Seong Ho (Dep. of Applied Chemistry, Coll. of Applied Sci., Kyung Hee Univ., Yongin-si, Gyeonggi-do 446-701, KOR)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 99  ページ： 1030-1034  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金ナノパターン化単一分子サンドイッチ免疫分析チップを用いたヒト甲状腺刺激ホルモン(hTSH)の広範な定量を行った。対物レンズ型全内部反射蛍光顕微鏡(TIRFM)を用いて,hTSHを単一分子レベルで検出した。10平方mmのガラス基板上に直径100nmの金スポットを,電子ビームナノリソグラフィーにより調製した。各100nmの金スポットに複合化した抗体にhTSHが結合すると,相対蛍光強度(RFI)が増加した。この「TSH-ナノアレイチップ」の検出限界は360zM(5分子等量)であり,このことから,TSH-ナノアレイチップを用いて単一分子レベルで検出が可能であることがわかった。蛍光消光効果なしで広範なダイナミックレンジ(360zM~36pM,R=0.9812)で,直線応答が観測された。従来の化学ルミネセンスチップを用いた結果と比較して,100nmの金パターン化チップでは,ヒト血清中のTSHの算出に対して感度が大きく(約12000倍)増強した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： パターン形成 ,  *標識抗体法 ,  *TSH【ホルモン】 ,  *定量分析 ,  リソグラフィー ,  電子ビームリソグラフィー ,  *蛍光抗体法 ,  化学ルミネセンス ,  *血清中濃度 ,  *光学顕微鏡法 ,  蛍光顕微鏡 ,  計測 ,  金 ,  アレイ ,  ナノ構造
準シソーラス用語： *サンドイッチ免疫測定法 ,  ナノアレイ ,  ナノパターン形成 ,  ナノリソグラフィー ,  ヒト甲状腺刺激物質 ,  *蛍光顕微鏡法 ,  全内部反射蛍光顕微鏡 ,  単一分子計測

分類 (3件)： 有機物質の各種分析一般  (CC08031K) ,  バイオアッセイ  (EA03060N) ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  (EB08010W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 金 ,  ナノパターン ,  単一分子 ,  サンドイッチ ,  免疫分析 ,  ヒト ,  甲状腺刺激ホルモン ,  定量