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J-GLOBAL ID：201202233224789930   整理番号：12A0522339

二酸化チタン多形の表面上への蛋白質の吸着の分子モデリング

Molecular modelling of protein adsorption on the surface of titanium dioxide polymorphs

著者 (4件)： RAFFAINI Giuseppina (Politecnico di Milano, Milano, ITA) ,  RAFFAINI Giuseppina (Universita degli Studi dell’Insubria, Varese, ITA) ,  GANAZZOLI Fabio (Politecnico di Milano, Milano, ITA) ,  GANAZZOLI Fabio (Universita degli Studi dell’Insubria, Varese, ITA)
資料名： Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences  (Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences)
巻： 370  号： 1963  ページ： 1444-1462  発行年： 2012年03月28日 
JST資料番号： D0317A  ISSN： 1364-503X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体材料としての二酸化チタン(TiO₂)セラミックの種々の多形(ルチルまたは金紅石,鋭錐石,ブルッカイト)の表面上への異なる二次構造をとる蛋白質サブドメイン(SD)の吸着を,分子力学法と分子動力学法を用いる分子モデリングにより調べた。蛋白質SDとしてαヘリックス構造のみから成るアルブミンSDと反平行βシート構造のみから成る連結フィブロネクチンI型モジュールを用いた。その結果,蛋白質の吸着はブルッカイト表面上で非常に弱いこと,アルブミンSDは表面相互作用が最強になる鋭錐石表面上で非常に大きな展開を示し,一方フィブロネクチンI型モジュールは鋭錐石表面上では球状形態をほぼ維持していたが金紅石表面上では大きな展開を示すこと,またフィブロネクチンI型モジュールはより大きなサイズを持つためにアルブミンSDよりも強く金紅石と鋭錐石の表面に吸着することが分かった。

シソーラス用語： 医用素材 ,  *酸化チタン ,  ルチル ,  アナターゼ ,  酸化鉱物 ,  分子内力学 ,  分子動力学 ,  *モデリング ,  分子構造 ,  アルブミン ,  フィブロネクチン ,  *吸着 ,  二次構造
準シソーラス用語： ブルッカイト ,  *二酸化チタン ,  鋭錐石 ,  金紅石 ,  生体材料 ,  *蛋白質吸着 ,  *分子モデリング ,  分子動力学法 ,  分子力学法 ,  蛋白質二次構造

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  理論生物学一般  (EA02010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 二酸化チタン ,  多形 ,  蛋白質 ,  吸着 ,  分子モデリング