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J-GLOBAL ID:201202233534383632   整理番号:12A0684949

in-situリンドープGe層の構造的,電気的および光学的特性

Structural, electrical and optical properties of in-situ phosphorous-doped Ge layers
著者 (6件):
資料名:
巻: 347  号:ページ: 37-44  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: B0942A  ISSN: 0022-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Si(001)上の厚いGe緩衝層にGeH4+PH3で成長したGe:P層の構造的,電気的特性に及ぼす温度と圧力の影響を研究した。リン原子濃度[P]の最大値は成長温度が増加すると,圧力(20,100および250Torr)に関係なく指数関数的に減少した。しかし,最高値は100Torrで得られた(400°Cで3.6×1020cm-3,600°Cで2.5×1019cm-3および750°Cで1019cm-3)。400°CでのP原子の深さ方向分布は「箱状」,600°Cと750°Cでは台形分布になったが,この理由として,表面偏析の可能性が最も高かった。100TorrでのPH3流量の増加に対する[P]は,400°Cではほとんど直線的に増加したが,600°Cと750°Cではあまり増加せず,かなり低い[P]濃度に急速に飽和した。しかし,PH3添加は,Ge成長速度にほとんど影響を与えなかった(400°Cあるいは750°Cで,そのようになった)。成長温度400°Cでは,Ge緩衝層下部に引っ張り歪みのあるGe:P層が生じ,極めて高濃度の置換型P原子(5.4×1020cm-3)を有していた。しかし,そのような層は粗く,X線回折では,かなり低品質の結晶性であった。600°Cと700°Cで成長したGe:P層は同じ格子パラメータと滑らかな表面形態を有していたが,これは,Ge:B緩衝層下部でのときと同じように,P原子濃度が低い可能性が最も高かった(それぞれ,2.5×1019cm-3,1019cm-3)。四探針測定から,600°Cと750°Cでは,ほとんどすべてのP原子は電気的活性であることが明らかになった(400°Cでは,1/4th)。最後に,室温フォトルミネセンス測定から,直接バンドギャップのピークが同じ厚さの真性Ge層よりもわずかに少し低い(750°C),あるいは,少し高い(600°C)のどちらかであり,高温Ge:P層が光学的に高品質層であることを確認した。対照的に,400°Cで成長した高リンドープGe層は光学的品質が不良であり,このことは構造的,電気的結果と一致していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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半導体薄膜  ,  半導体のルミネセンス  ,  半導体結晶の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (2件):
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