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J-GLOBAL ID：201202233861247963   整理番号：12A0714527

高機能・高性能化する繊維補強コンクリート/5.設計施工技術 繊維補強コンクリート構造物の設計技術の現状と課題

著者 (1件)： 内田裕市 (岐阜大 総合情報メディアセ)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 50  号： 5  ページ： 468-472  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 繊維補強コンクリート(FRC)の特集号の記事である。短繊維補強コンクリート(FRC)は,主として面的な広がりをもつ部材のひび割れの防止,あるいは低減の目的で古くから利用されている。しかし,FRCのひび割れ低減効果の定量的な評価は難しい。一方,最近の超高強度繊維補強コンクリート(UFC)やひずみ硬化型繊維補強セメント系複合材(SHCC)は,従来のFRCに比べ非常に優れた性能を有しており,設計指針等が整備されたことにより,実構造にも適用されるようになった。FRCの設計指針をさらに拡張するうえでの課題を述べている。繊維の配向と安全係数,引張り軟化特性の取り込み,せん断耐力,曲げひび割れ幅と耐久性,設計の統一について解説している。

シソーラス用語： *構造設計 ,  *繊維強化コンクリート ,  超高強度コンクリート ,  *指針 ,  亀裂 ,  剪断強さ ,  耐久性
準シソーラス用語： ひび割れ ,  設計指針 ,  繊維補強コンクリート ,  超高強度繊維補強コンクリート ,  剪断耐力

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  建設材料一般  (RA06010S)

引用文献 (14件)：

• 土木学会. 超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針案. 2004
• 土木学会. 複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料設計・施工指針 (案). 2007
• Setra/AFGC. Ultra High Performance Fiber-Reinforced Concrete, Interim Recommendations. 2002
• WALRAVEN, J. On the way to design recommendations for UHPFRC, Ultra High Performance Concrete (UHPC). Second International Symposium on Ultra High Performance Concrete, 2008. 2008
• 一宮利通. 超高強度繊維補強コンクリートを用いた床版の打設方法が構造性能に及ぼす影響に関する研究. コンクリート工学年次論文集. 2008, 30, 3, 1453-1458

タイトルに関連する用語 (6件)： 高性能化 ,  繊維補強コンクリート ,  設計施工 ,  構造物 ,  設計 ,  現状