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J-GLOBAL ID:201202234038798187   整理番号:12A0785612

緑色蛍光蛋白質によるZygosaccharomyces bailli細胞内pHのモニタリング

Monitoring the intracellular pH of Zygosaccharomyces bailii by green fluorescent protein
著者 (9件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 290-295  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞内pH(pHi)は細胞生理で重要な役割を果たしpHi恒常性は正常細胞機能に不可欠である事は一般に知られている。それ故,細胞周期中或いは様々な生育状態下でのpHiを知る事が期待される。pHiを測定する様々な方法が開発され,それらの中でpH指標としてpH感受性緑色蛍光蛋白質(GFP)利用が有望な技術である。この方法を使う事により,より正確なpHi結果が得られるだけでなくpHiについての長期間実験も実施出来る事となった。本研究では,良く知られた食品腐敗酵母の野生型Zygosaccharomyces bailtiをpH感受性GFP(即ちpHluorin)をコードするプラスミドで形質転換し酵母のpHiを細胞蛍光シグナルに基づき測定出来るようにした。形質転換後,その酵母の生育とpHiを22°C,26日間4つの異なる酸性条件で調査した。実験結果から,形質転換効果が確認され酵母生育とpHiの間に良い相関が認められた。特に,その酵母が対数期中の有意なpHi低下と引続き静止期でのpHi回復に耐える能力,それは酵母の特別な酸抵抗性の基礎となっている可能性があるが,を有する事が観察された。本実験はpHi測定についてGFPに基づく方法がZ.bailiに応用され,酵母のpHiをこのように長期間(26日間)モニターした最初である。酵母の特別な酸耐性の生理的性質と機構のより深い理解がこの新しい酵母系統の更なる研究から得られると期待出来る。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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微生物生理一般 
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