抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宮崎県北諸県地域は,集落営農組織の設立数が県内で最も多い。集落の構成員の多くが,畜産との複合経営である。飼料作の作業については,従来は畜産農家自らが行ない,対応しきれない部分については個別の作業受委託で処理してきた。しかしコントラクターの設立が十分ではないなか,この取り組みでは限界があり,集落営農として飼料作に対応する事例がでてきた。この実態を把握するため,全集落営農組織(36組織)にアンケート調査を実施した。その結果,集落営農としての取り組みはまだ少なく,3事例であった。このうち2つの組織では飼料作の作業受託を行なっており,他の1組織では作業受託は行っていないものの土地利用調整による飼料作付地の団地化を行っていた。これらの事例について,飼料作への取り組みの経緯等を聞き取り調査して現状を分析し,改善すべき課題を考察した。