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J-GLOBAL ID:201202234399018488   整理番号:12A1421230

液液界面に吸着したβ-ラクトグロブリンフィブリルのpHおよびイオン強度制御下での界面レオロジ-測定

Simultaneous Control of pH and Ionic Strength during Interfacial Rheology of β-Lactoglobulin Fibrils Adsorbed at Liquid/Liquid Interfaces
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号: 34  ページ: 12536-12543  発行年: 2012年08月28日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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β-ラクトグロブリン粉末を純水に溶解して,pH2に調整し,90°Cで5時間熱処理した後,pH2の水溶液で透析してβ-ラクトグロブリン水溶液(0.01重量%)を調製した。この水溶液とMCT(中鎖脂肪酸)油の液液界面に吸着したβ-ラクトグロブリンのレオロジ-特性を,表面層を乱すことなく水溶液相のpHおよびイオン強度を連続的に変化できる双円錐型せん断レオメータを用いて,表面形成後の時間,pH,イオン強度の関数として調べた。pH2で平衡に達した後,pHを2から6へ増加させると,界面の弾性率(G’,G’’)が増加し,β-ラクトグロブリンフィブリルの等電点(pH5-6)で,最大値に達し,等電点を超えると減少した。また,pH≒6で応力の僅かなオーバーシュートが観測された。一方,pH2で,イオン強度を増加するとG’,G’’はともに増加したが,それぞれの最大値は等電点pHでの値の1/10以下であった。また,応力のオーバーシュートは観測されなかった。pHの2から6への増加に伴うG’,G’’の増加は界面における凝集体形成に,それ以上のpH増加による減少はβ-ラクトグロビンの荷電変化に起因し,イオン強度依存性はDebye長の変化による表面厚の変化に起因することを明らかにした。
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分類 (2件):
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液-液界面  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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