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J-GLOBAL ID：201202234473746598   整理番号：12A0022984

剛体のロッキングの振動特性への底面形状の影響(固有振動数と減衰比の振幅依存性)

Effect of Base Shape on Dynamic Characteristics of Rocking of Rigid Body (Amplitude Dependency of Natural Frequency and Damping Ratio)

著者 (4件)： 今西望 (高知工科大 大学院工学研究科) ,  井上喜雄 (高知工科大 システム工学群) ,  芝田京子 (高知工科大 システム工学群) ,  岩郷浩二 (高知工科大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 77  号： 783  ページ： 4043-4057 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 剛体のロッキングには塑性衝突による減衰と重力による復元力が存在することに着目して,剛体を主系の上に置くだけの簡便な動吸振器として機能させることを考え,固有振動数,減衰比を自由に設定することが可能で,かつ,振幅依存性も小さい剛体の底面形状について検討した。提案した2種類の底面形状の剛体に関して,陽な形での固有振動数,減衰比の近似計算式を導出し,各パラメータの影響度を明らかにするとともに,提案した底面形状を用いれば,固有振動数,減衰比の振幅依存性をかなり抑えることができることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *剛体 ,  *特性 ,  *底面 ,  形状効果 ,  固有振動数 ,  減衰定数 ,  依存性 ,  非線形振動 ,  *ロッキング ,  *振動特性 ,  減衰比 ,  振幅依存性

分類 (1件)： 振動伝搬  (BB02040K)

引用文献 (8件)：

• (1) 佐藤 喜一 , 山中 昭光, “角柱のロッキング(躍動)の減衰について”,日本機械学会論文集C編,Vol.21, No.111(1955), pp.859-863.
• (2) 鄭萬溶, 鈴木浩平,“剛体ブロック形構造物のロッキング振動に関する基礎的研究”,日本機械学会論文集C編, Vol.62, No.603(1996), pp.4139-4146.
• (3) 鄭萬溶, 鈴木浩平,“滑りを伴う剛体ブロックのロッキング振動に関する研究:二次元正弦波励振の場合”,日本機械学会論文集C編,Vol.66, No.648(2000), pp.2540-2548.
• (4) 小林信之,伊藤誠,渡辺昌宏,田附英幸,“円筒貯槽のロッキングと横滑りの連成を考慮した地震応答解析”,日本機械学会論文集C編 Vol.68, No.666(2002), pp.357-364.
• (5) Den Hartog, J.P., Mechanical Vibrations,(1956), 87, MaGraw-Hill.

タイトルに関連する用語 (7件)： 剛体 ,  ロッキング ,  振動特性 ,  面形状 ,  固有振動数 ,  減衰比 ,  振幅依存性