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J-GLOBAL ID：201202235184484905   整理番号：12A0851455

カビによる環境汚染問題 居住空間での微生物由来輝発性有機化合物(MVOC)について

Microbial Volatile Organic Compounds in Indoor Environments

著者 (1件)： 鍵直樹 (東京工大 大学院)
資料名： におい・かおり環境学会誌  (Journal of Japan Association on Odor Environment)
巻： 43  号： 3  ページ： 184-190  発行年： 2012年05月25日 
JST資料番号： S0864A  ISSN： 1348-2904  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内環境において微生物由来のVOC汚染に着目してレビューを試みた。MVOCと呼ばれる微生物産生化学物質であり,アルコール,ケトン,アルデヒド,酸など様々な成分が認められる。室内環境においてカビが発生するMVOCの特性,測定事例について参照した。真菌類の成長と共に臭気物質を放出する特徴を有している。MVOC発生源はカビであるからカビ防止策が重要である。

シソーラス用語： 屋内環境 ,  *揮発性有機化合物 ,  生物生産 ,  化学物質 ,  真菌類 ,  *かび ,  微生物汚染 ,  臭気防止
準シソーラス用語： *VOC【化合物】

分類 (1件)： 空気浄化  (PC02060X)

引用文献 (15件)：

• 1) 国土交通省:平成17年度室内空気中の化学物質濃度の実態調査の結果等について, http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/07/071130_.html,2006.11.
• 2) WHO Europe:Dampness and Mould, WHO Guide-lines for Indoor Air Quality,(2009).
• 3) 朴 俊錫,川尻第貴,池田耕一,藤井修二:真菌由来揮発性有機化合物による空気調和機汚染に関する研究,日本建築学会計画系論文集,第552号,43-48,(2002).
• 4) Silke Matysik, Olf Herbarth, Andrea Mueller:Determination of volatile metabolites originating from mould growth on wall paper and synthetic media, Journal of Microbiological Methods, 75, 182-187,(2008).
• 5) J. L. Kim, L. Elfman, Y. Mi, G. Wieslander, G. Smedje, D. Norbäck : Indoor molds, bacteria, microbial volatile organic compounds and plasticizers in schools -associations with asthma and respiratory symptoms in pupils, Indoor Air, 17, 153-163,(2007).

タイトルに関連する用語 (6件)： カビ ,  環境汚染 ,  居住空間 ,  微生物 ,  有機化合物 ,  MVOC