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J-GLOBAL ID:201202235191357838   整理番号:12A0862336

市街地避難の性状を支配する不確定要因の影響を考慮した地震火災リスクの評価に関する基礎的検討

A STUDY ON THE EVALUATION OF SEISMIC-INDUCED FIRE RISK CONSIDERING UNCERTAIN FACTORS GOVERNING URBAN EVACUATION BEHAVIOR
著者 (3件):
資料名:
号: 676  ページ: 1265-1274  発行年: 2012年06月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,出火や気象,滞留人口といった不確定要因に左右される地震火災被害の評価に,「リスク」の概念を導入することで,安全対策の有効性を合理的に評価可能な手法の基礎的な検討を行った。まず,リスクの一般的な数学表現を,A)モンテカルロ・シミュレーションと,B)筆者らの開発による火災性状と避難性状の予測モデル,の両者が利用可能な形に拡張し,地震火災リスクを「ある時間以内に,類焼率(または死亡率)がある値を超える確率」として,国勢統計区といった小地域ごとに定義した。その後,被害を左右する不確定要因の種類を,出火・初期消火・気象・構造損傷・滞留人口・道路障害の六つで定義し,その出現確率のモデル化を行った。最後に,京都市に分布する八つの活断層を震源としたケーススタディを行い,優先的に対策を実施すべき地域を選定することで,建物の防火性能を強化した場合に,地域の安全性能がどの程度向上するかを,地震火災リスクの減少分として評価した。評価結果から,本手法は,地震火災に対する安全対策の有効性を被害の不確定性を考慮しながら,定量的に評価可能であることが示された。
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分類 (1件):
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火災 

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