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J-GLOBAL ID：201202235260500389   整理番号：12A0825178

2本の針電極で発生させたドデカン/水界面付近の不均一電場の電荷シミュレーション法計算

Charge Simulation Method Calculation of the Inhomogeneous Electric Field near the Dodecane/Water Interface Generated by Two Needle Electrodes

著者 (5件)： TSUKAHARA Satoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MATSUMOTO Yuji (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  URASAKI Singo (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  MURAMATSU Masanori (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  FUJIWARA Terufumi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN)
資料名： Solvent Extraction Research and Development, Japan  (Solvent Extraction Research and Development, Japan)
巻： 19  ページ： 29-39  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： L3207A  ISSN： 1341-7215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液/液界面の研究が進んでいるが,界面付近の物質の泳動に関する研究は少ない。誘電泳動では不均一な電場でマイクロメーターサイズの物質の泳動が扱われ,高い誘電率の物質がより強い電場域に泳動する。最近,2本の針電極で発生させたドデカン/水界面付近に存在するマイクロメーターサイズの物質が界面に沿って局部的直流均一電場を泳動することを見いだしたことから,移動速度の解析をするために,電場の正確な強さと方向に関する知見を得る検討をした。水相の上にドデカン相(共に厚さ1mm)を置き,鉄製針電極の先を界面上100μmに300μm離して差し込み,100Vの直流電圧を加え,顕微鏡下で観察した。有限要素法,電荷シミュレーション法及びイメージ電荷法によるポテンシャルの計算をした。その結果,電荷シミュレーション法が容易に計算でき,より正確であることが明らかになった。

シソーラス用語： 電極 ,  水相 ,  *電場 ,  *電荷 ,  *シミュレーション ,  計算 ,  アルカン ,  *電気泳動 ,  誘電率 ,  有限要素法 ,  速度 ,  顕微鏡観察 ,  ポテンシャル ,  *液液界面 ,  移動速度 ,  誘電泳動
準シソーラス用語： 針電極 ,  不均一電場

分類 (2件)： 液-液界面  (CB12030F) ,  その他の物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04100T)

物質索引 (1件)： ドデカン

引用文献 (15件)：

• 1) S. Tsukahara, Anal. Chim. Acta, 556, 16 (2006), and references therein.
• 2) H. Watarai, S. Tsukahara, H. Nagatani, A. Ohashi, Bull. Chem. Soc. Jpn., 76, 1471 (2003), and references therein.
• 3) H. Watarai, H. Monjushiro, S. Tsukahara, M. Suwa, Y. Iiguni, Anal. Sci., 20, 423 (2004).
• 4) T. B. Jones, "Electromechanics of Particles", 2005, Cambridge University Press, New York.
• 5) S. Tsukahara, S. Urasaki, Y. Matsumoto, T. Fujiwara, Langmuir, submitted.

タイトルに関連する用語 (10件)： 本 ,  針電極 ,  ドデカン ,  水 ,  界面 ,  不均一 ,  電場 ,  電荷 ,  シミュレーション法 ,  計算