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J-GLOBAL ID：201202235672672044   整理番号：12A1079726

クリーンエネルギーに向けた触媒の合成と特性解析 X線と電子への挑戦

Preparation and Characterization of Catalysts for Clean Energy: A Challenge for X-rays and Electrons

著者 (7件)： HOCKING Rosalie K. (Monash Univ., Vic., AUS) ,  HOCKING Rosalie K. (Australian Centre for Electromaterials Sci.) ,  CHANG Shery L. Y. (Monash Univ., Vic., AUS) ,  MACFARLANE Douglas R. (Monash Univ., Vic., AUS) ,  MACFARLANE Douglas R. (Australian Centre for Electromaterials Sci.) ,  SPICCIA Leone (Monash Univ., Vic., AUS) ,  SPICCIA Leone (Australian Centre for Electromaterials Sci.)
資料名： Australian Journal of Chemistry  (Australian Journal of Chemistry)
巻： 65  号： 6  ページ： 608-614  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0492A  ISSN： 0004-9425  CODEN： AJCHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 安全で再生可能なエネルギー源の確保の課題に対処するための最も将来性のあるものの一つに,地球上にある豊富な材料からの水電解触媒の設計がある。その触媒は,水電解の鍵化学反応を促進させるもので,鍵反応とは水を水素と酸素に分解する反応(2H₂O→2H₂+O₂)系並びに水素の酸化(H₂→2H⁺)と還元(2H⁺→H₂)の両反応系の鍵となるものである。触媒活性の発生源を解明すること及び触媒設計を改善することの要点は,分子レベルの構造を明らかにすることである。その構造解明の要点は,触媒の休止状態及び機能する活性状態の両者にある。そこで,水素を製造し活用するための新規な触媒材料の設計及び研究に重要な幾つかの分析課題に関して検討した。即ち,透過電子顕微鏡(TEM)とX線吸収分光法(XAS)とを組み合わせることで,分子原子レベルから結晶レベルまでの範囲内にある分析課題の触媒材料に関して,触媒作用発生機構を解明することができる。XASとTEMとの複合法を用いる事例研究として,ナフィオン中での分子クラスタ[Mn₄O₄L₆]⁺の水酸化触媒としての挙動を調べた。触媒作用発揮に伴うMnの挙動を明らかにした。

シソーラス用語： 光化学系II ,  *クラスタ分子 ,  多核錯体 ,  *マンガン錯体 ,  オキソ錯体 ,  水電解 ,  水 ,  *酸化 ,  水素 ,  *還元 ,  *光触媒 ,  *光化学反応 ,  酸素 ,  XANES ,  EXAFS ,  透過型走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  触媒活性 ,  酸化数 ,  ナノ粒子 ,  酸化マンガン ,  太陽エネルギー ,  活性部位 ,  再生エネルギー ,  クリーンエネルギー

分類 (6件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  光合成  (EB10020I) ,  第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  触媒の調製  (CB06110P) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  無機化合物の物理分析  (CC03024P)

タイトルに関連する用語 (5件)： クリーンエネルギー ,  触媒 ,  特性解析 ,  X線 ,  電子