文献

J-GLOBAL ID：201202236061364839   整理番号：12A1636482

電子吸引基で活性化されたスルホンアミドレセプタを持つポリ(フェニルアセチレン)を用いた水溶液中のアニオンの比色検出

Colorimetric Detection of Anions in Aqueous Solution Using Poly(phenylacetylene) with Sulfonamide Receptors Activated by Electron Withdrawing Group

著者 (6件)： SAKAI Ryosuke (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  BARASA Eric B. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SAKAI Naoya (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SATO Shin-ichiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SATOH Toshifumi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KAKUCHI Toyoji (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 20  ページ： 8221-8227  発行年： 2012年10月23日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4-エチニルアニリンとm-(またはp-)X置換ベンゼンスルホニルクロリドの反応でHC≡CC₆H₄NHS(O)₂C₆H₄-Xを合成し,DMF中でRh(nbd)BPh₄を触媒として重合しポリ(フェニルアセチレン)を得た。有機溶媒溶液のUV-vis吸収スペクトルから呈色応答は強い電子吸引基(NO₂>CF₃>H)の存在により促進されることがわかった。p-NO₂基を持つスルホンアミド共役ポリ(フェニルアセチレン)を水溶液中のアニオンの比色検出に使用した。NO₃^-,Cl^-,Br^-,I^-,ClO₄^-,HSO₄^-は呈色しないがF^-,AcO^-,BzO^-,H₂PO₄^-,N₃^-などは発色した。NMR滴定分析から呈色反応は-NHS(O)₂-結合部の脱プロトンによることがわかった。

シソーラス用語： 化学合成 ,  分子構造 ,  スルホンアミド ,  アセチレン化合物 ,  *ポリフェニルアセチレン ,  陽子磁気共鳴 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  *呈色反応 ,  *アニオン ,  水溶液 ,  反応機構 ,  置換基効果
準シソーラス用語： *スルホンアミド類 ,  *フェニルアセチレン誘導体

分類 (3件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  分析試薬  (CC02030D)

物質索引 (7件)： N-(4-エチニルフェニル)ベンゼンスルホンアミド ,  N-(4-エチニルフェニル)-4-ニトロベンゼンスルホンアミド ,  N-(4-エチニルフェニル)-3,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド ,  N-(4-エチニルフェニル)-p-トルエンスルホンアミド ,  N-(4-エチニルフェニル)-4-tert-ブチルベンゼンスルホンアミド ,  N-(4-エチニルフェニル)-4-メトキシベンゼンスルホンアミド ,  テトラフェニルほう素アニオン

タイトルに関連する用語 (6件)： 電子吸引基 ,  活性化 ,  フェニルアセチレン ,  水溶液 ,  アニオン ,  比色