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J-GLOBAL ID：201202236437739758   整理番号：12A0906081

多結晶イットリアの焼結性に及ぼすドーピングの影響:陽イオン拡散の観点から

Doping effect on sinterability of polycrystalline yttria: From the viewpoint of cation diffusivity

著者 (5件)： YOSHIDA Hidehiro (National Inst. for Materials Sci., 1-2-1, Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  KODO Masayasu (Dep. of Materials Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Sci., 2641 Yamazaki, Noda, Chiba 278-8510, JPN) ,  SOGA Kohei (Dep. of Materials Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Sci., 2641 Yamazaki, Noda, Chiba 278-8510, JPN) ,  YAMAMOTO Takahisa (Graduate School of Engineering, Dep. of Quantum Engineering, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya, Aichi ...) ,  YAMAMOTO Takahisa (Nanostructures Res. Lab., Japan Fine Ceramics Center, 2-4-1 Mutsuno, Atsuta, Nagoya, Aichi 456-8587, JPN)
資料名： Journal of the European Ceramic Society  (Journal of the European Ceramic Society)
巻： 32  号： 12  ページ： 3103-3114  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： E0801B  ISSN： 0955-2219  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三価又は四価の陽イオンを1mol%ドープしたY₂O₃の焼結挙動を空気中の常圧焼結により検討した。Ga³⁺あるいはGe⁴⁺-ドープY₂O₃体はドープしていないY₂O₃よりも高い相対密度を示した。一方,La³⁺あるいはZr⁴⁺ドーピングはY₂O₃の緻密化を抑制した。Ni²⁺またはZr⁴⁺をドーピングした多結晶Er₂O₃およびY₂O₃の拡散対の相互拡散実験を行った。これらは,それぞれ焼結性の改善に最も効果的および最も効果の小さいドーパントである。Y₂O₃中のEr³⁺陽イオンの格子と粒界拡散係数はNi²⁺ドープにより増加し,Zr⁴⁺ドープにより減少した。高分解能透過型電子顕微鏡観察とナノプローブX線エネルギー分散分光分析により不純物陽イオンはアモルファス相を形成せず結晶粒界に沿って分離することを確認した。Y₂O₃の焼結性に及ぼすドーピングの効果はY₂O₃中の拡散係数の変化に起因すると推察される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化イットリウム ,  *焼結性 ,  *ドーピング ,  ガリウム ,  原子価 ,  相対密度 ,  緻密化 ,  ランタン ,  ジルコニウム ,  ニッケル ,  酸化エルビウム ,  拡散対 ,  相互拡散 ,  拡散係数 ,  粒界拡散 ,  多結晶 ,  *拡散
準シソーラス用語： 格子拡散

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 多結晶 ,  イットリア ,  焼結性 ,  ドーピング ,  陽イオン ,  拡散 ,  観点