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J-GLOBAL ID:201202236496826125   整理番号:12A1382968

可動性交差結合を持つポリロタキサンゲルの伸縮駆動膨潤に及ぼす構造特徴の影響

Influence of Structural Characteristics on Stretching-Driven Swelling of Polyrotaxane Gels with Movable Cross Links
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号: 16  ページ: 6733-6740  発行年: 2012年08月28日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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負荷歪みに応じて架橋環状分子がネットワークストランドに沿って滑ることが可能なポリロタキサン(PR)ゲルの伸縮駆動膨潤を,架橋濃度(c<sub>x</sub>),ネットワークストランド(Ms)の長さ,およびネットワークストランド(Φ<sub>CD</sub>)に糸通しされた環状分子の含有量の関数として調査した。高いc<sub>x</sub>を持つPRゲルについては,伸縮駆動膨潤の評価基準である平衡Poisson比(μ<sub>∞</sub>)は,固定架橋を持つ古典的なゲルの場合のように,負荷延伸(λ)とは無関係であった。対照的に,十分に低いc<sub>x</sub>を持つPRゲルについてはμ<sub>∞</sub>はλに依存し:λ<λcの範囲でμ<sub>∞</sub>はλとともに増加し,λ>λcの領域で,μ<sub>∞</sub>は横ばいになった。穏やかな伸長下のλ依存-μ<sub>∞</sub>は,課された変形下で立体配置的なエントロピーが最大になるようにネットワークトポロジーを変更できる可動性架橋特有の機能(滑車効果)に起因していた。高い伸長でのμ<sub>∞</sub>のレベルオフ挙動は,鎖端での架橋環状分子の高スタッキングや局地化に起因した滑車効果の抑制で説明された。含有量Φ<sub>CD</sub>は,c<sub>x</sub>並びにμ<sub>∞</sub>の値の変化によって駆動されるμ<sub>∞</sub>のλ依存の変化に影響した。これらの結果は,1)PRゲルの架橋が非アフィン的に動くこと,そして,2)Φ<sub>CD</sub>が,負荷変形に応じたネットワークストランドに沿った非アフィン的架橋滑りがどのように影響を与えかを示している。
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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