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J-GLOBAL ID：201202236863197890   整理番号：12A1768380

スクラレオールおよびアンバー芳香物質の生合成ルートに向けて

Toward a Biosynthetic Route to Sclareol and Amber Odorants

著者 (9件)： SCHALK Michel (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  PASTORE Laurence (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  MIRATA Marco A. (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  KHIM Samretthy (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  SCHOUWEY Marina (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  DEGUERRY Fabienne (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  PINEDA Virginia (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  ROCCI Letizia (FIRMENICH SA, Geneva, CHE) ,  DAVIET Laurent (FIRMENICH SA, Geneva, CHE)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 46  ページ： 18900-18903  発行年： 2012年11月21日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンバーグリスはマッコウクジラの腸内に発生する結石であり,芳香物質として極めて高価なものである。アンバーグリスに代替される芳香剤として開発されたのがAmbrox(商品名)であるが,これは2年生のハーブSalvia sclareaから得られるスクラレオールから合成されるものである。本研究ではスクラレオール生合成に関与する酵素群をクローニングした。さらにEscherichia coliを用いる遺伝子工学によってスクラレオール生合成経路を組換えし,この組換え大腸菌を用いて細胞高密度培養を実施し,~1.5g/Lの力価を得ることに成功した。この技術はスクラレオールまたは他のジテルペン類縁化合物製造のための代替的,安価かつ持続可能な方法の開発の基礎になるものだる。

シソーラス用語： アキギリ属 ,  *遺伝子クローニング ,  *遺伝子操作 ,  大腸菌 ,  芳香剤 ,  ワックス
準シソーラス用語： Salvia ,  *遺伝子工学 ,  組換大腸菌 ,  アンバーグリス

分類 (2件)： 微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (1件)： スクラレオール

タイトルに関連する用語 (4件)： スクラレオール ,  アンバー ,  芳香物質 ,  生合成