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J-GLOBAL ID:201202237257672899   整理番号:12A1519820

熱処理と冷蔵の間の遅れがバナナ果実における低温障害の軽減にあたえる影響

The effect of delay between heat treatment and cold storage on alleviation of chilling injury in banana fruit
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  号: 13  ページ: 2624-2629  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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熱帯産果物のバナナは低温障害を受けやすく,13°C以下の貯蔵で,皮はピッティング(クレーター状の陥没)が生じ,色はくすみ,そして果実は異常な熟成が起こる。本研究は,52°Cの温水で3分間浸漬した後,7°C,5日間の冷蔵の前に室温で放置した。この放置時間,すなわち遅れ(0.5~24h)がバナナの低温耐性にあたえる影響を調べた。遅れが6h未満では,温水処理身処理の対照果実に比べて低温障害が著しく小さく,遅れが長くなると低温耐性が大きく減少した。遅れが0.5~1.5hで,果実中の過酸化水素含有量とスーパーオキシド生成速度は上昇したが,1.5h以後は低下した。活性酸素の代謝関連酵素NADPHオキシダーゼおよびアスコルビン酸ペルオキシダーゼの遺伝子発現との関連が示唆された。温水処理後,冷蔵前に室温で0.5~6h放置することにより,バナナの低温障害が軽減することがわかった。
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  食品の品質 

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