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J-GLOBAL ID：201202237371179744   整理番号：12A0961682

フラストレートした三角格子反強磁性体CuFe_1-xAl_xO₂における磁気励起スペクトル

Magnetic excitation spectrum in the frustrated triangular lattice antiferromagnet CuFe1-xAlxO2

著者 (4件)： MITSUDA S. (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  NAKAJIMA T. (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  IWAMOTO S. (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  TERADA N. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2011-050  ページ： 1-2-34 (WEB ONLY)  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CuFe_1-xAl_xO₂に対しては,強誘電不整合(FEIC)相におけるスピンと分極との結合を理解するために精力的な研究が行われている。この目的で,著者らは中性子散乱実験を行ってきたが,高温での部分的な無秩序(PD)状態が低温のFEIC相において共存しているために,定量的な非弾性散乱実験を行うことが難しい。そこで,新たに,Alの代わりにGaを添加した試料CuFe_1-xGa_xO₂について弾性および非弾性散乱実験を行った。その結果,このGaを添加した銅酸塩系においてもFEIC相が存在することが分かった。また,x=0.035の試料について,比較的に明瞭な磁気励起スペクトルを得ることに成功した。

シソーラス用語： *磁性体 ,  *三角格子 ,  *反強磁性体 ,  *励起スペクトル ,  *励起 ,  不整合相 ,  強誘電体 ,  中性子散乱 ,  非弾性散乱 ,  酸素酸塩 ,  銅化合物 ,  鉄化合物 ,  添加物効果
準シソーラス用語： *フラストレート磁性体 ,  *磁気励起 ,  非弾性中性子散乱 ,  銅酸塩

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

引用文献 (3件)：

• [1] T. Nakajima et al.: JPSJ 76(2007) 043709,
• [2] N. Terada et al.:JPSJ 74(2005) 2604,
• [3] N. Terada et al.: JPCM 19(2007) 145241.

タイトルに関連する用語 (4件)： 三角格子 ,  反強磁性体 ,  磁気 ,  励起スペクトル