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J-GLOBAL ID:201202237479445386   整理番号:12A1143146

相互作用のタイプの多様性と生態系の群集の安定性

Diversity of Interaction Types and Ecological Community Stability
著者 (3件):
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巻: 337  号: 6092  ページ: 349-351  発行年: 2012年07月20日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生態系の生物相互作用のタイプの多様性が生物群集の維持に寄与していることはまだ明らかにされていない。本研究では,多重の相互作用のタイプが生態系の生物群集の動きを理解する鍵を握っている可能性を理論的に示す。そのため,種と相互作用のタイプの多様性が生態系の生物群集を維持する生物多様性の必須要素である可能性があると仮定して,拮抗作用と相利共生作用をさまざまな割合で含む理論上の複合生物群集モデルを提案し,そして複雑な生物群集の維持に対する多重相互作用のタイプとそれらの割合の役割を明らかにする。このモデルでは,HollingタイプI(直線的)機能応答の場合の,種の豊度の動きをその種の内因性変化速度と他方の種との種間相互作用係数aijの関数で表した。三つの食物連鎖網について調べた。それらのうちのカスケード網と二分網について,1対の種の比率を与えられたネットワークモデルにおける潜在的最大相互作用間係数のうちの実現相互関係数の割合とした。aijを,相利共生と拮抗についてそれぞれの相対的相互作用強度とその相互作用の潜在的選択性Aijの関数として表した。HollingタイプII(非直線的で飽和する)機能応答について,aijもそれぞれの相対的相互作用強度などの関数で表したが,各パラメータは0~1の均一分布から任意に選択するようにした。提案したモデルで解析をした結果,拮抗作用と相利共生作用の適度な混在によって,生息数の動態は安定することが可能であり,複雑さが増すことによって,複合生物群集の安定は高まることが分かった。
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分類 (1件):
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生態系 
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