文献
J-GLOBAL ID:201202237651533357   整理番号:12A0143781

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震津波の特性

Characteristics of the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake Tsunami
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 3-5,7-63  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: F0435A  ISSN: 1346-7832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
全国港湾海洋波浪情報網NOWPHASのGPS波浪計,沿岸波浪計,潮位計の観測データによって,2011年3月11日14時46分の平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による津波の特性を調べた。その結果を要約すると,以下の通りである。1)岩手北部沖~福島県沖の6基のGPS波浪計(設置水深125~204m)では15時21分~15時19分に高さ2.14~6.13m(地盤沈下の影響を補正した後の値)の最大波を記録した。岩手南部沖では比較的高い波が7波続いた。その第1波の峯は,2段階に立ち上がり,緩やかな峯に鋭い峯が重なったような波形に見える。宮城中部沖では最大波の後に6.00m(補正後の値)も引いた。2)仙台塩釜港の沿岸波浪計(設置水深21.3m)が津波の第1波の途中まで捉えた範囲でも,高さは6.65m(補正前の値),流速は3.22m/sに達した。3)津波はGPS波浪計,沿岸波浪計,潮位計の順に到達し,岸側で高くなった。4)関門海峡,有明海・八代海,琉球諸島,北海道のオホーツク海・日本海沿岸のように,東北地方太平洋沖の波源から遠く離れた地点でも津波が観測された。北海道~東北地方の太平洋沿岸では引き,それ以外では押しから始まる地点が多かった。5)海象計による多層の流れの観測によって,津波の流速と流向が鉛直方向に概ね一様であることを示した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害  ,  波浪,潮流 
引用文献 (40件):
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る