抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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浮上式鉄道の推進・浮上・案内方式のキーテクノロジーである超電導磁石と地上コイルについて,開発の歴史を振り返りながら最近の動向について紹介した。2005年度からは,超電導リニアで培った超電導技術やリニアモータ技術を在来方式鉄道に適用すべく種々の適用を行ってきた。それらの主な成果について紹介した。1)超電導フライホイールの開発:効率的な再生可能エネルギの利用を目指している。2)在来方式鉄道における非接触給電:摩耗や接触に起因した騒音もなく,保守の簡便であるという一方,エネルギ密度が低く,設備コストが高価という欠点がある。鉄道総研では,非接触給電の可能性を検討している。3)車両用空調向け磁気冷凍システムの開発:鉄道車両用の冷房装置のCOPは,家庭用に比べても低いものとなっている。鉄道車両の更なる省エネのため,磁気冷凍といわれる新しい方式での冷房装置の開発を行っている。