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J-GLOBAL ID：201202238094747019   整理番号：12A0789675

「元素戦略」資源リスクとサステイナブルな資源利用への道

Resource Risk and the Way towards Sustaineble Resource Management

著者 (1件)： 原田幸明 (物質・材料研究機構)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 8  号： 2  ページ： 112-119  発行年： 2012年04月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 資源の問題は経済の中に将来の概念をいかに組み入れるかが議論されてきたが,ついにその将来の入り口にきた。資源リスクが急速に拡大した要因は二つあり,環境,エネルギー,情報などの技術革新の進展と,従来の物質の限界を超えた高精度のメカニズムを実現するためナノ構造や元素が求められている。これが今レアメタルと呼ばれ,戦略的な確保対象となっている。資源を得るには採掘という行為が必要であり,採掘の現場で人間の手が加わる地圏,水圏の物質の量を資源端重量と表現した。LCAは積極的にこの資源端重量を顕在化して,環境負荷を明らかにすることである。日本の目指す道はサステイナブルな資源利用によるものづくりと思われる。

シソーラス用語： *元素鉱物 ,  レアメタル ,  金属 ,  消費 ,  *環境影響 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  リサイクル ,  *環境負荷 ,  持続可能な消費 ,  *評価 ,  利用 ,  再利用
準シソーラス用語： *LCA【環境】

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  金属鉱山,鉱物資源  (UA01080L) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (9件)：

• 1) 物質創製工学研究委員会属材料専門委員会(2000):第17期学術会議物質創製工学研究委員会金属材料専門委員会報告書「材料の21世紀へのストラテジー」,275-292
• 2) 原田幸明,島田正典,井島清(2007):日本金属学会誌,71(10),831-839
• 3) Shoji T.(1989): MMIJ/IMM Joint symposium , Kyoto,109-114
• 4) 片桐望,中島」,原田幸明(2009):NIMS-EMC材料環境情報データNo.18「概説資源端重量」,40pp.
• 5) Halada K., Katagiri N. (2010); EcoBalance 2010,Tokyo, C2-1610

タイトルに関連する用語 (6件)： 元素戦略 ,  資源 ,  リスク ,  サステイナブル ,  資源利用 ,  道