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J-GLOBAL ID:201202238111636749   整理番号:12A1549117

鉄-フタロシアニンのπ-d 相互作用メカニズムの理論

Theory of Mechanism of π-d Interaction in Iron-Phthalocyanine
著者 (4件):
資料名:
巻: 81  号: 10  ページ: 104705.1-104705.8  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Pc分子のLUMOから成る,3/4-充填伝導帯の電荷移動型分子導体の1つである転移金属-フタロシアニン(P c)化合物,TPP[Fe(Pc)(CN)2]2は輸送と磁性でFe+3原子と関連する局所化した磁気モーメントS=1/2から生じる特長を示す。このシステムから有効な密着結合モデルを造り,そして,両方のdとπ軌道関数の間の転送積分の第2次摂動と,数値対角化に基づきdとπ電子の間の交換相互作用メカニズムJ を研究した。 d-軌道とπ-軌道のLUMOの間に混成がないこと,そして,Andersonモデル中の超交換相互作用が,存在しないことが分かった。その代わりに,dとπ軌道の両方のHund則と結びついた”二重Hundの交換メカニズム”と呼ばれるかもしれないプロセスが重要な役割を演ずることが分かった。そして,結果として生じるJの符号がいろいろなプロセスの競合のためモデル・パラメータに従い強磁性か反強磁性となる。スピン-軌道相互作用による磁気異方性を考慮しそして,実験結果と比較することによって Jが反強磁性で100Kの次元であことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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有機化合物の磁性 
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