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J-GLOBAL ID：201202238406021754   整理番号：12A1116882

古典的カタラーゼ:古と今

Classical catalase: Ancient and modern

著者 (1件)： NICHOLLS Peter (Dep. of Biological Sciences, Univ. of Essex, Colchester Essex CO4 3SQ, GBR)
資料名： Archives of Biochemistry and Biophysics  (Archives of Biochemistry and Biophysics)
巻： 525  号： 2  ページ： 95-101  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： B0023A  ISSN： 0003-9861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この総説は,1902年のユニークな触媒実体としての確認された後から,過酸化物化合物IとIIの確認を導いたチャンスとその共同研究者によるブレイクスルーとなった1947年の解析以前まで,古典的カタラーゼの動力学的に満足できるメカニズムを考える歴史的な難さについて述べる。これらの2つのフェリル複合体の形成におけるプロトンの役割について論議し,活性部位における阻害リガンドと水素ドナー結合に関する現在かかえている問題,特にギ酸或いはギ酸塩を含む複数の役割について外観する。基質阻害にたいするNADPH依存性のカタラーゼ防御するという以前のメカニズムは守られている。触媒(カタラーゼ)活動と化合物IIを含む一電子副反応を繋ぐ改良モデルが示唆されている。そして,真核生物カタラーゼが”化石酵素”であるという1963年に提唱された考えに反して,最近の考え方では,ヒトや他の真核生物及び原核生物の生命にとって長期にわたる重要な酸化還元保護プロセスで中心的役割をはたしていると結論されている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カタラーゼ ,  ヒト ,  真核生物 ,  原核生物 ,  生命 ,  酵素 ,  触媒 ,  過酸化物 ,  中間体 ,  研究 ,  解析 ,  動力学 ,  機構 ,  歴史 ,  陽子 ,  活性部位 ,  分子 ,  ドナー ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  脂肪族カルボン酸 ,  酵素阻害 ,  酸化還元反応 ,  反応制御 ,  モデル ,  副反応 ,  補酵素 ,  アデニンヌクレオチド ,  ニコチンアミドヌクレオチド
準シソーラス用語： 化石酵素 ,  過酸化物I ,  過酸化物II ,  *古典的カタラーゼ ,  チャンス ,  共同研究 ,  メカニズム ,  フェリル複合体 ,  プロトン ,  リガンド ,  水素ドナー ,  ギ酸塩 ,  基質阻害 ,  酸化還元 ,  酸化還元調節

分類 (4件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酵素生理  (EJ02020P) ,  酵素生理  (EG03052C) ,  酵素生理  (EH02020J)

物質索引 (2件)： ギ酸 ,  NADPH

タイトルに関連する用語 (1件)： カタラーゼ