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J-GLOBAL ID：201202238629530979   整理番号：12A0340210

炭素-シアノ結合開裂を通したニトリルのロジウム(I)触媒ボリル化

Rhodium(I)-Catalyzed Borylation of Nitriles through the Cleavage of Carbon-Cyano Bonds

著者 (5件)： TOBISU Mamoru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KINUTA Hirotaka (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KITA Yusuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  REMOND Emmanuelle (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  CHATANI Naoto (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 1  ページ： 115-118  発行年： 2012年01月11日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロジウム/キサントホス触媒([RhCl(cod)]₂-Xantphos)と塩基1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)の存在で二ホウ素とアリールシアニドの反応は炭素-シアノ結合開裂を通したアリールホウ素エステルを与える。アリールボロン酸とそれらの誘導体は最新の有機合成における多様な試薬である。シアノナフタレン及び種々の置換基を有するベンゾニトリル二種類の触媒ボリル化反応を確立した。二ホウ素または炭化ホウ素試薬(H-BまたはB-B,B=B(OR)₂)を用い,塩化アリールの触媒反応ボリル化を達成した。ボリルロジウム化学種に対する反応性のこの予期せぬモードは合成の後期段階におけるボリル基の位置選択性導入を可能にした。

シソーラス用語： *芳香族ニトリル ,  *ホウ素化 ,  有機ホウ素化合物 ,  交差カップリング反応 ,  *ロジウム触媒 ,  ロジウム錯体 ,  ホスフィン錯体 ,  芳香族化合物 ,  有機ホウ素酸 ,  開裂反応 ,  位置特異性反応 ,  反応性 ,  置換基効果 ,  触媒反応 ,  反応経路 ,  反応機構 ,  化学種 ,  化学合成 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： アリールボロン酸 ,  ボリル化 ,  位置選択性反応 ,  化学反応性 ,  結合開裂反応 ,  有機合成

分類 (3件)： 反応の位置化学  (CF02140G) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (5件)： 1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン ,  1-シアノナフタレン ,  2-シアノナフタレン ,  キサントホス ,  ベンゾニトリル

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭素 ,  シア ,  結合開裂 ,  ニトリル ,  ロジウム ,  触媒 ,  ボリル化