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J-GLOBAL ID：201202238630721621   整理番号：12A0532911

保守サービスの終了時点と故障リスクを考慮したIT機器の設備更新問題

Strategic IT Equipment Replacement Considering EOS and Risk of Failure

著者 (4件)： INADA Shuhei (Keio Univ., Yokohame, JPN) ,  CHU Bong-Sung (Keio Univ., Yokohame, JPN) ,  TANAKA Masahiko (IBM Japan Ltd, Tokyo, JPN) ,  MATSUKAWA Hiroaki (Keio Univ., Yokohame, JPN)
資料名： Information (Koganei)  (Information (Koganei))
巻： 15  号： 2  ページ： 507-516  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： L7416A  ISSN： 1343-4500  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年のIT機器の技術進歩の速度はますます高まっており,そのライフサイクルは短期化する傾向にある。従って,製品利用者の立場からすればIT機器の更新時期を戦略的に決定する事は経営上の重要な課題である。本研究において,筆者らは保守の終了期限EOS(End of Service)を考慮した上で,IT機器の最適更新時点決定問題を定式化した。その際,資本回収係数の概念を用いて最適更新時点を求める簡便な方法を提案した。具体的にはEOSの時点以降で,1)保守契約を結ばず故障のリスクを受容して機器を利用し続ける場合,2)保守の契約延長を許す場合,の2つのケースについて,経済的に最も有利な更新時点の計算法を導出し,数値例を用いて実務への適用方法を示した。

シソーラス用語： *サービス ,  *更新 ,  ライフサイクル ,  故障 ,  リスク ,  設備
準シソーラス用語： IT ,  機器 ,  *終了期 ,  *保守

分類 (3件)： 統計学  (AB08000H) ,  計算機システム運用管理  (JD02020C) ,  ドキュメンテーション  (KA01030Y)

引用文献 (8件)：

• [1] Terborgh, G, Dynamic Equipment Policy, McGraw-Hill, 1949
• [2] Terborgh, G., Business Investment-A MAPI Study and Manual, Machinery and Allied Products Institute,1958
• [3]中村善太郎,操業延長コストを用いた設備更新の経済計算の方法,日本経営工学会誌,VoL37,No.1,pp.57-62, 1986
• [41孟慶国,申村善太郎,利回り指標による設備更新の経済性分析,日本経営工学会誌,Vol.44,No.4, pp.331-337, 1993
• [5] Chen Chuan-Yao and Chen You-Ping, The Maintenance Economy and Economic Life of Structures, Inter-national Journal of Fatigue, Vol.13, No.4, pp.337-340, 1991

タイトルに関連する用語 (7件)： 保守 ,  サービス ,  故障 ,  リスク ,  IT機器 ,  設備 ,  更新問題