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J-GLOBAL ID：201202239132860076   整理番号：12A0622095

稚内層珪質頁岩を用いたデシカント空調の開発-第4報:デシカント空調機の運転条件に関する実験と検討-

Development of Desiccant System using Wakkanai Siliceous Shale-4th Report: Optimization of the Operational Conditions for the Desiccant System-

著者 (4件)： 鍋島佑基 (北大 大学院工学研究院) ,  長野克則 (北大 大学院工学研究院) ,  中村真人 (北大 大学院工学研究院) ,  外川純也 (稚内グリーンファクトリー)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 29  号： 1  ページ： 171-178  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヒートポンプと統合した家庭用システムを目標に,標記開発を行っている。本報では,外気側と室内側の二つのデシカントロータを基本に,再生用と予冷用の熱交換器及び顕熱交換ロータを組合せ,種々の運転条件で除湿量を測定して,次項の知見を得た。1)再生用温水と予冷用冷水を用いて,除湿量を増大できる,2)二枚のデシカントロータ間に顕熱交換ロータを挿入すると,除湿量は増加しないが,予冷の熱エネルギーが低減する,3)室内側ロータの速度を増大すると,除湿量は増加するが,この場合予冷の効果は,低速時よりも低下する,4)最終的に,最大除湿量6.5g/kg(DA)を,外気側-室内側のロータ速度:1-4rpm,両ロータを予冷,温水・冷水の流量:1.5L/minの条件で得た。

シソーラス用語： *空気調和装置 ,  *除湿 ,  家庭電器 ,  頁岩 ,  *吸着剤 ,  吸着 ,  通風 ,  ヒートポンプ ,  *空気調和 ,  エネルギー消費 ,  省エネルギー ,  珪質堆積物

分類 (2件)： 湿度調節  (PC02050M) ,  気体の乾燥(減湿)・増湿  (XD02020Q)

引用文献 (6件)：

• 長野克則. 空衛学会誌. 2008, 82, 8, 51
• 中林沙耶. 化学工学論文集. 2009, 35, 6, 602
• 外川純也. 冷空論. 2009, 26, 4, 543
• 中林沙耶. 冷空論. 2009, 26, 4, 551
• 中林沙耶. 化学工学論文集. 2010, 35, 6, 480

タイトルに関連する用語 (4件)： 稚内層珪質頁岩 ,  デシカント空調 ,  開発 ,  実験