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J-GLOBAL ID:201202239213900030   整理番号:12A0680118

促音挿入判断に着目した韓国語母語話者による日本語促音の知覚特性-韓国語の濃音化との関連性を中心に-

Perceptual characteristics of Japanese geminate consonants by Korean native listeners-Focusing on the relationship between geminate insertion and Korean intervocalic tense consonants-
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巻: 111  号: 471(SP2011 155-173)  ページ: 7-12  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は日本語を母語としない話者が日本語の音声を習得する際の問題点を把握するとともに,その原因を探ることで日本語音声の習得プロセスの解明につなげていくことである。本稿では,韓国語を母語とする日本語学習者に見られる非促音から促音への誤答判断(以下,促音挿入判断)の原因について検討する。まず,促音挿入判断が韓国語を母語とする話者に固有の問題であるのか,それとも,学習者の母語によらず共通に観察される現象なのかについて検討した。その結果,促音挿入判断は英語母語話者や日本語母語話者には観察されず,母語によらず共通のものではないことが分かった。次に,促音挿入判断の1つの原因として韓国語の音韻規則の1つである濃音化との関連について検討した。その結果,韓国語の複合名詞における濃音化には1)継続時間長の延長,2)ラウドネスの値の増加があることが判明した。これらの結果は,韓国語母語話者が日本語促音の判断に韓国語の濃音化した複合名詞と同様な基準を用いた場合,音素の継続時間長だけではなく,ラウドネスにも影響を受けたため誤答判断につながった可能性のあることを示唆する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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人間機械系 
引用文献 (6件):
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