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J-GLOBAL ID：201202239310714550   整理番号：12A1411014

不確定性表現の基盤としてのファジィ理論-未来へ目を向けるソフトコンピューティング-

著者 (3件)： 蓮池隆 (大阪大 大学院) ,  片桐英樹 (広島大 大学院) ,  椿広計 (統計数理研)
資料名： オペレーションズ・リサーチ
巻： 57  号： 10  ページ： 551-556  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： F0251A  ISSN： 0030-3674  CODEN： OPREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年広く一般的に使われるようになったソフトコンピューティングの中でも,その根幹をなすファジィ理論において,特に,ベイズ確率も含めた確率論では取り扱うことのできない局所的・限定的情報下での不確かさの存在を,3囚人問題を中心に議論し,不確かさを取り扱えるファジィ理論の必要性を示す。またファジィ理論で最も重要なメンバシップ関数の数理的保証を与えたモデリングについて,さまざまな側面から考察することでその妥当性と今後の理論的発展性について議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *不確実性 ,  *ファジィ理論 ,  ファジィ集合 ,  *メンバシップ関数 ,  曖昧さ ,  *Bayes推定 ,  *確率論 ,  囚人のジレンマ ,  モデリング
準シソーラス用語： Bayesの定理 ,  *ソフトコンピューティング ,  言語情報 ,  心理状態

分類 (2件)： システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (24件)：

• ZADEH, L. A. Fuzzy Sets. Information and Control. 1965, 8, 3, 338-353
• LINDLEY, D. V. Making Decisions. 1971
• 市川伸一. 確率の理解を探る-3囚人問題とその周辺-. 認知科学モノグラフ. 1998, 10
• 市川伸一. 直感的推論における主観的定理 : "3囚人の問題" の解決過程の分析から. 日本認知科学会第3回第回発表論文集, 1986. 1986, 14
• SHIMOJO, S. Intuitive Reasoning about Probability : Theoretical and Experimental Analyses of 'Problem of Three Prisoners'. Cognition. 1989, 32, 1, 1-24

タイトルに関連する用語 (6件)： 不確定性 ,  表現 ,  基盤 ,  ファジィ理論 ,  未来 ,  ソフトコンピューティング