抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乱流の定義やランダムさに関するこれまでの研究を概観し,有限離散列のランダムさを表現する測度であるコルモゴロフ複雑度とその近似について述べた。流れのランダムネスの定量的評価を行うために,速度の有限離散列や2次元画像の有限離散列にこれを応用することを提案し,実際に2次元ノズル出口下流に形成される混合層の乱流遷移過程の数値データや画像データを圧縮プログラムで圧縮して,近似コルモゴロフ複雑度AKや正規化圧縮距離NCDを求めた。AKは層流の規則性や乱流のランダムさを定量的に表示することができる。混合層の自然遷移過程における熱線風速計出力データのNCDは下流方向に単調に変化して,遷移進行の測度となり得る。(著者抄録)