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J-GLOBAL ID:201202240194423452   整理番号:12A0418643

オープンソースソフトウェアにおけるコメント記述およびコメントアウトとフォールト潜在との関係に関する定量分析

Quantitative Analysis of Relationships among Comment Description, Comment Out and Fault-proneness in Open Source Software
著者 (1件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 612-621  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: Z0778B  ISSN: 1882-7837  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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一般にコメント文はソースコードを理解するうえで有益な情報を提供する。しかしながら,理解性の低いコードや複雑なコードであってもコメント文の存在によってそれらの問題が目立たなくなる場合もある。リファクタリングの分野では,そういったコードの問題を“不吉な匂い”と呼んでおり,その場合にコメント文は“消臭剤”の役割を果たすともいわれている。そこで,実際の傾向について考察するため,本論文では7種類のオープンソースソフトウェアに対してデータ収集と定量分析を行っている。その結果として次の傾向が確認されている:(1)コメント記述の多いコードほどフォールトの潜在率も高い傾向にある;(2)LOCに対するコメント記述の割合が12.6%を超えるコードでのフォールト潜在率は,コメント記述のないコードの約2倍である;(3)コメントアウトもあわせて登場するコードではその可能性がさらに高い。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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計算機システム開発  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (24件):
  • [1] Vermeulen, A., Ambler, S.W., Bumgardner, G., Metz, E., Misfeldt, T., Shur, J. and Thompson, P.: The Elements of Java Style, Cambridge University Press, New York (2000).
  • [2] MISRA-C研究会(編):組込み開発者におくるMISRA-C:2004-C言語利用の高信頼化ガイド,日本規格協会,東京(2006).
  • [3] Fowler, M.:Refactoring:Improving The Design of Existing Code, Addison Wesley Longman, NJ(1999).児玉公信,友野晶夫,平澤 章,梅澤真史(訳):リファクタリング-プログラミングの体質改善テクニック,ピアソン・エデュケーション,東京(2000).
  • [4] Kernighan, B.W. and Pike, R.:The Practice of Programming, Addison Wesley, NJ(1999).福崎俊博(訳):プログラミング作法,アスキー,東京(2000).
  • [5] 阿萬裕久:オープンソースソフトウェアにおけるコメント文記述とフォールト潜在率との関係に関する実証的考察,ソフトウェアエンジニアリング最前線 2010,松下 誠,紫合 治(編),pp.97-100,近代科学社,東京(2010).
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