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J-GLOBAL ID：201202240404910920   整理番号：12A0672614

コンテンツセントリックネットワークにおけるキャッシュ配置管理に基づく低消費電力化

Energy Awareness based on Cache Allocation Management in Content-Centric Networking

著者 (3件)： 今井悟史 (富士通研) ,  ライプニッツ賢治 (情報通信研究機構) ,  村田正幸 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 469(IN2011 137-204)  ページ： 19-24  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信トラフィック量の増加に伴い,ネットワーク機器の消費電力量は大きくなりつつある。したがって,トラフィックを削減することが,ネットワークの省電力化を実現する上で重要になる。一方,トラフィックの発生源であるコンテンツ配置場所を最適化することにより,ネットワーク内の転送トラフィック量を削減できる。また,近年ではルータでコンテンツをキャッシュするCCN(Content-Centric Networking)アーキテクチャが提唱されており,ネットワーク内におけるキャッシュの最適配置によってトラフィック転送の効率化が期待できる。しかし,ネットワークの省電力化を実現するためには,キャッシュに伴う消費電力量とトラフィック転送に伴う消費電力量を考慮したキャッシュ配置を行う必要がある。本稿では,CCN機構において省電力なキャッシュ配置を実現することを目的とし,CCN上でコンテンツのキャッシュ場所を指定する新たなフレームワークと,コンテンツ毎の最適なキャッシュ配置場所を導出する方法を提案する。さらに,数値シミュレーションによって提案方式の効果を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 消費電力 ,  コンテンツ ,  *計算機網 ,  *キャッシュメモリ ,  *配置 ,  容量 ,  フレームワーク【ソフトウェア開発】 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 数値シミュレーション ,  通信トラフィック量 ,  *低消費電力化

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (10件)：

• HOSHINO, T. Expectations on Innovative Energy-saving Technologies of Information and Communication Equipment. Ministry of Economy, Trade and Industry, Green. IT Symposium, 2007. 2007
• MAHADEVAN, P. A Power Benchmarking Framework For Network Devices. Networking 2009. 2009, 5550, 795-808
• HARDER, T. Energy Efficiency is not Enough, Energy Proportionality is Needed!. DASFAA'11 Proceedings of the 16th international conference on Database systems for advanced applications. 2011
• GUPUTA, M. Greening of Internet. ACM SIGCOMM 2003, Aug. 2003, 19-26
• CARZANIGA, A. Content-Based Publish/Subscribe Networking and Information-Centric Networking. ACM SIGCOMM Workshop on Information-Centric Networking (ICN-2011) Toronto, Canada, August. 2011

タイトルに関連する用語 (2件)： キャッシュ ,  低消費電力化