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J-GLOBAL ID:201202240440784303   整理番号:12A0778111

新規で,費用効果が高く,効率的なニワトリ卵IgY精製法

A novel, cost-effective and efficient chicken egg IgY purification procedure
著者 (9件):
資料名:
巻: 380  号: 1-2  ページ: 73-76  発行年: 2012年06月29日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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様々な免疫学的応用,分子生物学応用およびプロテオミクス応用での使用に関して,ニワトリIgY抗体は,いくつかの理由から哺乳類抗体の優れた代替であると推奨されている。これらには,非限定的にホストとレシピエントの間の最大の系統発生距離,商業的な数のメンドリを維持する費用効果性,IgYの収量,および血液とは対照的に卵からIgYを単離するために利用される非侵襲法の利用が挙げられる。これにもかかわらず,研究室でのIgYに基づく方法の日常的な利用は広まっていない。このように気が進まない一つの理由は,卵黄からIgY抗体を十分な収量,高い純度および現実的に妥当な価格で単離する困難および費用に由来する可能性がある。本報で著者らは,通常の植物ゴムであるペクチンおよびκ-カラゲナンを塩化カルシウムの存在下で使用して卵黄混合物を脱脂する一方でIgYを溶液中に維持し,次に結果として生じたIgY抗体を,硫酸アンモニウムを使用して続いて高純度で沈殿させる,高純度(約80%)のニワトリIgYを卵黄から高収量(60mg)および単離する,極めて費用効果が高く(卵1個あたり$5 USD),迅速で(5時間以内),効率的で最適化された技法を記載する。著者らのデータは,この技法が既存の市販IgY単離キット(よりも優れているわけではないにせよ)に匹敵する高収量および高純度のIgYをもたらすことを実証している。この方法は免疫活性IgYの単離も可能にし,免疫活性IgYは,さらなる下流の免疫技術的工程のために使用することができる。さらに,この方法は標準的な十分な装備が整っている研究室で容易に実施することもでき,商業的規模(すなわち数千個の卵)にスケールアップすることができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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