抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大学情報学部の特定研究室への配属学生(3~4年次)を対象にPBLを実施した。まず,これまでの伝統的な系統教育を補完するPBLの狙いを述べた。次にPBLを実施する上での枠組みとして,学生が系統教育で学んだこととPBLとをスムーズに結びつけるための,企業の経営モデルによるビジネスゲームを取り入れた学習の実施,および地域の商工会議所,複数企業(従業員数15~30人)との産学連携について述べた。次にPBLでのテーマ例や,実施に伴う留意点を示した。たとえば,1)経営診断フェーズにおいては,戦略課題の設定とその達成に必要な業務改善の方向性を明確にする,2)システム開発フェーズでは,開発環境を統一してチーム学習ができるようにする,などである。最後に,PBLの意義を,キャリア教育,地域資源活用,中小企業の情報化支援の視点から考察した。